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研究結果

缶詰加工されたアロエベラによるコレステロール値改善効果の検証

研究の概要

実験1

アロエベラを継続摂取すると、糖尿病のラットで血中総コレステロール値が減り、LDL(悪玉)コレステロールが減少します。

2型糖尿病ラットに、下記飼料を与えて飼育したときの血中コレステロール値の変化を測定しました。
①通常の飼料
②通常の飼料+アロエベラ乾燥粉末5.0%量(飼料重量に対して)
③通常の飼料+アロエベラ乾燥粉末10.0%量(飼料重量に対して)

【結果】

糖尿病のラットに6週間アロエベラを与えて飼育した場合では、有意に血中総コレステロール値が低下し、血中LDL-(悪玉)コレステロール値の低減が見られました。

結果

実験2

アロエベラを継続摂取すると、糖尿病のラットでコレステロールを多く含む餌を食べても血中総コレステロール値が減り、LDL(悪玉)コレステロール値が減少します。

2型糖尿病ラットに対して、コレステロールを多く含む下記飼料を与えて飼育したときの血中コレステロール値の変化を測定しました。
①コレステロールを多くした飼料
②コレステロールを多くした飼料+アロエベラ乾燥粉末2.5%量(飼料に対して)
③コレステロールを多くした飼料+アロエベラ乾燥粉末5.0%量(飼料に対して)

【結果】

糖尿病のラットに6週間アロエベラを与えた場合では、高コレステロールの餌を与えて飼育したときでも、有意に血中総コレステロール値が低下し、血中LDL-(悪玉)コレステロール値の低減が見られました。

※缶詰加工されたアロエベラはいずれも凍結乾燥し、粉末としたものを投与

結果

研究結果のまとめ

動物を用いた試験により、アロエベラを摂取することで、血中のLDL-(悪玉)コレステロールが低減することが明らかとなり、血中コレステロール値を改善する働きがあることが示されました。

本研究によって、糖尿病動物(ラット)対して高コレステロール飼料を給餌した場合においても、血中総コレステロールの値および血中LDL-(悪玉)コレステロールが減少することで脂質代謝の改善が見られたことから、脂質代謝異常などに起因する、血管障害の予防につながると期待できます。
今後も本効果に関して詳細な研究を進めることで、アロエベラの健康機能の追究に取り組んでまいります。

缶詰加工されたアロエベラによる血糖上昇抑制効果の検証

研究の概要

実験1

アロエベラを摂取すると、健常なラットではブドウ糖投与後の血糖値上昇が抑制されます。

健常なラットに対して、下記溶液を投与して血糖値の変化を測定しました。
①ブドウ糖1gを含む水溶液
②ブドウ糖1g+アロエベラ乾燥粉末25mg(湿重量として2.9g)を含む水溶液

【結果】

ブドウ糖投与時に、血糖値が最も高くなる糖摂取15分後の血糖値が抑えられ、アロエベラを同時に摂取することで、急激な血糖値の上昇が抑制されました。

結果

実験2

アロエベラを摂取すると、糖尿病のラットでもブドウ糖投与後の血糖値上昇が抑制されます。

2型糖尿病ラットに対して、下記溶液を投与して血糖値の変化を測定しました。
①ブドウ糖1gを含む水溶液
②ブドウ糖1g+アロエベラ乾燥粉末100mg(湿重量として11.6g)を含む水溶液

【結果】

糖尿病ラットにおいて、ブドウ糖投与時にアロエベラを同時に摂取することで、血糖値が最も高くなる糖摂取30分後以降の血糖値が抑えられ、長い時間(90分後)まで有意に血糖値の上昇が抑制されました。

※缶詰加工されたアロエベラはいずれも凍結乾燥し、粉末としたものを投与

結果

研究結果のまとめ

動物を用いた試験により、糖類(ブドウ糖など)を摂取する際にアロエベラを同時摂取することで、糖類摂取後の血糖値の急激な上昇を抑制する働きがあることが示されました。

本研究によって、動物(ラット)における糖(ブドウ糖)摂取後の血糖値上昇に対して、缶詰加工されたアロエベラの同時摂取により、健常なラットでは糖摂取直後の15分後での急激な血糖上昇を抑制でき、糖尿病ラットでは糖摂取後の長い時間(90分程度)において血糖値を低く保つことが明らかとなりました。食後の急激な血糖値上昇を抑制することは、糖質代謝に関連する疾病の予防につながると期待できます。
今後も本効果に関して詳細な研究を進めることで、アロエベラの健康機能の追究に取り組んでまいります。

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